ニキビの原因と治療について詳しく知る
ニキビっちゅうもんは、どこにでもできるけど、だいたい顔や首、肩、背中、胸によう出るんじゃ。
人の肌には、小さな穴(毛穴)があっての。そこに脂(あぶら)や、汚れ、古い皮(角質)、ばい菌が詰まると、ぽつぽつ(ニキビ)ができるんじゃ。
もし、しょっちゅうニキビが何個も出てくるなら、それは「ニキビ」という病(やまい)かもしれん。ニキビは、そんなぽつぽつを起こす病のことなんじゃ。
ニキビは、ようあることでの。世界中でだいたい100人おったら9人ぐらいは悩んどるんじゃと。アメリカでは一番ようある皮ふの病気らしいわ。皮ふ科のお医者さんもそう言うとる。
体にとってはそんなに悪させんことが多いけど、ひどくなると痛いし、あとが残ることもあるんじゃ。
それだけやのうて、心にもこたえるんじゃな。顔や腕みたいな見えるとこにニキビや傷あとがあると、自信がなくなったり、恥ずかしゅうなったりして、心が沈むこともあるけん。
でもな、大丈夫じゃ。ニキビはようあることやし、ちゃんと治療すればよくなるもんなんよ。今はよう効く薬やケアもたくさんあるけん、前よりも治しやすうなっとるんじゃ。
ニキビの種類とその特徴
ニキビにもいろんなタイプがあっての。出てくる形も違うけん、ちょっと覚えとくとええよ。
まずは「面皰(めんぽう)」と呼ばれるもんじゃ。これには2つある:
- 黒ニキビ(ひらいた面皰):毛穴が開いてて、黒う見える。これは汚れやのうて、空気に触れて色が変わっとるだけなんじゃ。
- 白ニキビ(とじた面皰):毛穴が閉じとって、ぷつっと白っぽく盛り上がってる。肌の中に詰まっとる感じじゃ。
次に、赤うて痛みが出るタイプのニキビもある。これらは跡が残りやすいけん、気をつけにゃいかん:
- 丘疹(きゅうしん):赤うて小さなぶつぶつ。毛穴が炎症起こしてるんじゃ。
- 膿疱(のうほう):真ん中に膿(うみ)が見える赤いニキビじゃ。
- 結節(けっせつ):肌の奥で固くて痛いしこりになるニキビ。
- 嚢腫(のうしゅ):もっと大きゅうて、膿がたまって、ぐっと奥の方にできる。これも痛いけん、早めに診てもらう方がええ。
ニキビができとるサインは?
ニキビは体のいろんなとこに出るけど、よう出やすい場所は:
- 顔や首
- 背中
- 肩
- 胸のあたり
ニキビが出ると、肌がでこぼこしてきたり、手でさわらんでも痛かったりすることがあるんじゃ。
こんな症状も見られるかもしれん:
- 黒ずみや茶色いしみ(色素沈着)
- 赤みや腫れ
- チクチクしたり、ずきずきした痛み
ひどくなると、あとが残ったり、肌の色が変わってしまうこともあるんじゃ。
ニキビを見つけたとき、つい「ぷちっ」とつぶしたくなるかもしれんけど、それはやめといた方がええ。つぶすと、もっと悪うなって傷が残りやすくなるけん。
治したいときは、ちゃんと肌にやさしい方法を使うとええよ。
ニキビができる原因(ひきがね)は?
ニキビができるのは、肌の毛穴が脂(あぶら)や古い皮(角質)、ばい菌で詰まるからなんじゃ。
肌の毛穴は、1本ずつ毛とつながっとっての。その根っこには「皮脂腺(ひしせん)」ちゅう油を出す袋があるんじゃ。
この油(皮脂)は、肌を乾かんように守ってくれる大事なもんじゃけど、出すぎたり、詰まったりするとニキビになる。
ニキビができる主な原因はこんな感じじゃ:
- 肌が脂を出しすぎる
- 古い角質がたまって毛穴をふさいでしまう
- 毛穴にばい菌が入って、逃げられんようになって中で炎症が起こる
詰まった毛穴の中でばい菌が増えると、肌が赤う腫れたり、膿がたまったりするんじゃな。
ニキビができやすくなる原因(よういん)
なんでニキビができる人とできん人がおるんかは、まだはっきり分かっておらん。でも、ニキビを悪うする要因はいくつか分かっとるけん、気をつけておくとええよ。
こんなことが、ニキビをできやすうするんじゃ:
- 思春期や妊娠でホルモンのバランスが変わるとき
- **多のう胞性卵巣症候群(PCOS)**などのホルモンの病気
- タバコを吸うこと
- 寝不足(ねぶそく)
- ストレスがたまること
- 脂っこい化粧品やクリーム類(洗顔料や保湿クリームなど)
- 薬の副作用(リチウム、ある種のピル、てんかん薬、ステロイドなど)
- 家族にニキビができやすい人がおる場合(遺伝)
特に、**思春期(ししゅんき)**はホルモンが大きく変わるけん、皮脂がようけ出て、ニキビができやすくなるんじゃ。でも大人になったらだんだん落ち着いてくる人も多いけん、心配せんでもええこともある。
食べ物とニキビの関係
最近の研究では、「食べ物」がニキビに関係してるかもしれん、いう話もあるんよ:
- 血糖値(けっとうち)が上がりにくい食べ方(低GI食):白ごはんやお菓子を控えて、野菜や雑穀を多めに食べると、ニキビが減ることがあるらしい。
- 牛乳やアイスクリーム:人によってはニキビが悪うなることがある。でも**チーズや植物性ミルク(豆乳など)**では、そんなに影響がないようじゃ。
- 脂(あぶら)の中でも、オメガ3やオメガ6の脂肪酸:これらは魚やナッツに入ってて、炎症をおさえる働きがあるかもしれん。
- 菜食(さいしょく)やビーガンの食事:体にはええけど、ニキビに特別よう効くかどうかは、まだよう分かってない。
- ヨーグルトやぬか漬け、味噌などの発酵食品(はっこうしょくひん)に入っとるプロバイオティクス:腸の調子をととのえるけど、ニキビに効くかどうかはまだ研究中なんじゃ。
ニキビを診てもらうには(診断のしかた)
「もしかしてニキビかもしれん…」と思ったら、皮ふ科(ひふか)のお医者さんに診てもらうのがええよ。
お医者さんは、肌をよく見て、どんな種類のニキビか、どれくらいひどいかを調べてくれる。
それに合った**一番合う治療法(ちりょうほう)**を教えてくれるけん、安心じゃ。
ニキビの治療(ちりょう)
ニキビの治療は、軽いか、ふつうか、重いかによってやり方が変わるんよ。
軽いニキビ(ちょっとだけ出るタイプ)
ニキビが少ない場合は、薬局で買えるクリームや洗顔料で治ることもある。
よう使われる成分はこれじゃ:
- ベンゾイル過酸化物(かさんかぶつ):ニキビを乾かして、ばい菌をやっつける。
- サリチル酸:古い角質(皮)がたまるのを防いで、毛穴をきれいにする。
これらは市販で売っとるけん、まずは使ってみてもええよ。
ただし、何週間か使っても治らんときは、お医者さんに相談しんさい。
中くらいのニキビ(ぽつぽつが広がってる)
市販の薬であまりよくならんときは、**皮ふ科の薬(処方せん)**が必要になることがある。
お医者さんが出してくれる薬には:
- 強いベンゾイル過酸化物
- 抗生物質(こうせいぶっしつ)(エリスロマイシンやクリンダマイシンなど)
- レチノイド(ビタミンAの薬で、肌の再生を助ける)
場合によっては、飲み薬の抗生物質や、**ホルモンを整えるピル(女性の場合)**が出されることもあるんじゃ。
抗生物質は、長く使うと効かなくなることがあるけん、短い期間だけ使うのがふつうじゃ。
ひどいニキビ(痛みや腫れが強いタイプ)
重たいニキビのときは、いくつかの治療を組み合わせてやることが多い:
- 飲む抗生物質
- 塗るタイプのベンゾイル過酸化物
- 塗る抗生物質
- 塗るレチノイド薬
皮ふ科での強いニキビ治療
ひどいニキビの場合、ふつうの薬では治りにくいこともあるけん、皮ふ科の先生がもっと強い治療をすすめることがあるんじゃ。
ホルモンバランスをととのえる薬(女性向け)
- **ホルモンのくすり(ピル)**を使って、皮脂(あぶら)の出すぎをおさえることがあるんよ。
イソトレチノイン(商品名:アキュテイン)
- これはビタミンAのとても強いくすりで、重いニキビに使われる。
- 効果は強いけど、副作用(ふくさよう)も大きいけん、ほかの治療で治らん人だけに使うことが多いんじゃ。
お医者さんがするニキビの処置(しょち)
皮ふ科では、肌をきれいにしたり、あぶらを減らすための特別な治療もあるよ:
● フォトダイナミックセラピー(PDT)
- 特別な光やレーザーをあてて、あぶらやばい菌を減らす治療じゃ。
- ニキビだけでなく、**ニキビあと(傷あと)**にも効くことがあるんよ。
● ダーマブレーション(肌けずり)
- 回転するブラシで、肌の表面をけずる治療。
- ニキビあと用の治療で、今出てるニキビにはあまり使わん。
- やさしいタイプに「マイクロダーマブレーション」というのもあるんじゃ。
● ケミカルピーリング
- 特別な薬(薬液)を肌にぬって、古い肌をはがして、新しい肌を出す方法。
- 軽いニキビあとや、毛穴のつまりにええとされとる。
● コルチゾン注射
- 赤くて大きいニキビ(しこりや膿があるやつ)に、直接ちゅうしゃしてはれや痛みをおさえる治療。
- 他のくすりと一緒に使われることが多いよ。
自然な方法でニキビをケアするには?
昔からいろんな**「ニキビに効く!」という話があるけど、中には逆に悪うなるもの**もあるんじゃ。
たとえば「歯みがき粉を塗る」とかは、肌に強すぎておすすめできん。
かわりに、こんな家でできるやさしいケアを試してみてな:
- ティーツリーオイル:ばい菌をへらす効果がある。少しだけぬってみて。
- アロエベラ:肌をしずめて、赤みやはれをおさえる。
- はちみつパック:自然の殺菌力があって、やさしくニキビをケアしてくれる。
- 緑茶:抗酸化成分があるけん、炎症をへらす手助けになる。
- 顔をさわらんようにする:手にはばい菌がついとるけん、さわると悪うなる。
- ニキビをつぶさんようにする:つぶすと傷あとが残ったり、ばい菌が広がったりするんじゃ。
皮ふ科の先生に相談してみよう
ニキビに悩んどるときは、**皮ふ科(ひふか)**の先生に見てもらうとええよ。
先生は、あなたの肌に合った治療の方法やアドバイスをくれるけん、つらいニキビでも、だんだん良うなっていくことが多いんじゃ。
ニキビが痛かったり、ずっと治らんときは、早めに診てもらうことをすすめるよ。
ニキビにも種類があるんよ
ニキビ(吹き出物)と一口に言うても、いろんな種類があるんじゃ。それぞれ、治し方もちがうけん、知っておくと役に立つよ。
ニキビは、大きく分けて:
■ 炎症がないタイプ(非炎症性ニキビ)
- 白ニキビ(ホワイトヘッド)
毛穴がふさがって、皮膚の中に白っぽいぷつっとしたものができる。 - 黒ニキビ(ブラックヘッド)
毛穴が開いて、空気にふれて黒く見えるタイプ。よく小鼻にできる。
これらは、毛穴づまりが原因じゃけん、洗顔や角質ケアがだいじ。
■ 炎症があるタイプ(炎症性ニキビ)
- 赤ニキビ(丘疹=きゅうしん)
ぷっくり赤くはれて、ちょっと痛い。 - うみニキビ(膿疱=のうほう)
中にうみがたまって、白っぽい頭がある。 - しこりニキビ(結節=けっせつ)
肌の奥にかたまりができて、かなり痛むこともある。 - 膿だまりニキビ(嚢腫=のうしゅ)
大きくて、深いところにうみがたまる。ニキビあとになりやすい。
このタイプは、市販の薬では治りにくいことが多いけん、皮ふ科で相談するのが大事。
ニキビができる原因
ニキビは、毛穴がふさがったり、あぶらが出すぎたり、ばい菌が入ったりするとできやすくなるんよ。
原因は:
- 皮脂(あぶら)が多い
- ホルモンの変化(思春期、妊娠など)
- 古い角質(肌のごみ)がたまる
- ばい菌が毛穴に入る
- 毛が中で巻いてしまう(埋没毛)
大人もニキビになる!
「ニキビは中学生や高校生だけ」と思いがちじゃけど、大人になってもできる人は多いんじゃ。
アメリカでは約1,700万人がニキビに悩んでおって、とてもよくある皮ふの病気なんよ。
いろんなニキビがあるんよ
ニキビっちゅうても、一つの種類じゃなくて、何種類かあるんよ。
人によっては、いくつかのタイプがいっぺんにできることもあるけん、よけいに悩むんじゃ。
もしもニキビがひどいときや、なかなか治らんときは、皮ふ科の先生に診てもらうのがいちばんじゃ。
ニキビの2つの大きなタイプ
ニキビには、大きく分けて2つのタイプがあるんよ:
炎症のないニキビ(=非炎症性ニキビ)
このタイプのニキビは、はれたり赤くなったりはしない。
・黒ニキビ(ブラックヘッド)
毛穴にあぶらと古い角質がつまって、毛穴の入り口が開いたままになってる。空気にふれて黒く見えるけど、汚れじゃないけん心配せんでええよ。
・白ニキビ(ホワイトヘッド)
毛穴にあぶらや古い皮膚がつまって、毛穴の上がふさがっとる。ぷつっと白っぽくふくらんどる。
治し方:
- **サリチル酸(さりちるさん)**入りの洗顔料や化粧水がおすすめ。
- 肌の角質をおだやかに取ってくれるけん、毛穴がつまらんようになるんよ。
- 白ニキビには、「レチノイド(例:アダパレン)」いう薬もよう効くよ。

■ 炎症があるニキビ(=炎症性ニキビ)
このタイプは、赤くはれたり、痛みが出たりするんよ。
・赤ニキビ(パパール):赤く小さいぷつぷつ。
・うみニキビ(パスチュール):白っぽいうみがたまってる。
・しこりニキビ(ノジュール)や
・膿のかたまり(シスト):深いとこにできて、すごく痛いこともある。
治し方:
- ベンゾイルパーオキシドっていう成分が、菌を殺してくれて、はれを抑えてくれる。
- ひどい場合は、**お医者さんから抗生物質(飲み薬やぬり薬)**が出されることもある。
- 「レチノイド」のぬり薬も、炎症ニキビに効果あるけん、皮ふ科で相談してみんさい。
- もちろん、もっとくわしく、そして村の人でも分かりやすいような言葉で説明しますね。以下は、ニキビの種類(特に重さ・見た目・原因・治し方)をやさしい日本語で詳しく解説した完全ガイドです。
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- ニキビの種類とそのちがい(わかりやすい解説)
- ニキビには軽いものから重いものまでいろいろあります。
それぞれ、でき方、見た目、痛み、治し方もぜんぜん違うんよ。
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- 黒ニキビ(ブラックヘッド)
- 軽いニキビ(非炎症性)
- どんなニキビ?
- 毛穴にあぶら(皮脂)と古い角質がたまって、空気にふれると黒く見えるんよ。
- 見た目:
- ・小さな黒いポツポツ
・鼻の頭やアゴに多い - 原因:
- ・毛穴のつまり(よごれじゃない)
・あぶらっぽい肌質 - 治し方:
- ・洗顔で清潔にする
・「サリチル酸入りの洗顔料」がおすすめ
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- 白ニキビ(ホワイトヘッド)
- 軽いニキビ(非炎症性)
- どんなニキビ?
- 毛穴がふさがって、中にあぶらと角質がたまって白くなるけん。
- 見た目:
- ・ふくらんだ白いポツッとしたもの
・赤みはないけど目立つ - 原因:
- ・肌のターンオーバーの乱れ
・化粧品の残りや古い皮脂 - 治し方:
- ・「サリチル酸」や「レチノイド」の薬が効果的
・市販の「アダパレン」もおすすめ
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- ③ 赤ニキビ(パパール)
- 中くらいのニキビ(炎症性)
- どんなニキビ?
- 毛穴の壁がこわれて炎症を起こし、赤くふくれるんよ。
- 見た目:
- ・赤くてかたいポツポツ
・触るとちょっと痛い - 原因:
- ・毛穴にたまった皮脂に菌が入って炎症
・ストレスやホルモンも関係ある - 治し方:
- ・「ベンゾイルパーオキシド」入りの薬で菌を退治
・治らんときは皮ふ科の薬を使うとええよ
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- うみニキビ(パスチュール)
- 中〜重めのニキビ(炎症性)
- どんなニキビ?
- 赤ニキビが進んで、菌が増えてうみがたまった状態。
- 見た目:
- ・赤いけど先が黄色や白い
・うみがぷっくりしておる - 原因:
- ・菌が活発になって炎症が広がる
- 治し方:
- ・ベンゾイルパーオキシド+抗生物質の外用薬
・ひどいときは飲み薬も必要になることがある
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- ⑤ しこりニキビ(ノジュール)
- 重いニキビ(炎症性)
- どんなニキビ?
- 毛穴のつまりが奥まで悪化して、皮ふの下にかたいしこりができる。
- 見た目:
- ・皮ふの下にある大きなゴリゴリしたもの
・表面にうみは見えんけど、かなり痛い - 原因:
- ・毛穴の中で炎症が深くなりすぎた
- 治し方:
- ・市販薬では治りにくい
・皮ふ科で「イソトレチノイン(ビタミンAの強い薬)」を飲む必要がある
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- ⑥ のうほうニキビ(シスト)
- 一番重いニキビ(炎症性)
- どんなニキビ?
- 毛穴の奥深くでうみがたまり、大きくてぶよぶよして、強く痛むできものになる。
- 見た目:
- ・大きくて赤くて、ぶよっとしている
・あとにクレーターのような傷あとが残ることもある - 原因:
- ・菌が皮ふの奥に入りこんで、ひどい炎症になる
- 治し方:
- ・「イソトレチノイン(飲み薬)」が主な治療
・ときどき、皮ふ科で切ってうみを出すこともある
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- まとめ:ニキビの重さと治療のめやす
種類 | 重さ | 痛み | 治療法 |
黒・白ニキビ | 軽い | なし | 市販の薬、正しい洗顔 |
赤・うみニキビ | 中くらい | ちょっと痛い | 外用薬+場合によって皮ふ科へ |
しこり・のうほう | 重い | 強い | 皮ふ科で飲み薬・処置が必要 |
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- 村の人へのアドバイス
- ニキビは恥ずかしいもんじゃないし、病気でもないけん、心配せんでな。
でも、つぶすのは絶対ダメ!あとがのこるけん。
ひどくなったら、町の皮ふ科の先生に相談して、肌をいたわってあげるんが大事なんよ。
今日からできること
ニキビを治すには、気長に待つことが大事じゃよ。すぐに効果が出ることもあるけど、はっきり良くなるまでには何ヶ月もかかることが多いんじゃ。
それから、いっぺんにあれこれたくさんのニキビ薬を使いすぎんようにな。肌がカサカサに乾いてしまうと、逆に皮脂(あぶら)がいっぱい出て、ニキビが悪化することもあるけんの。
それに、あんたの肌にできとるブツブツや腫れが本当にニキビかどうか、ちゃんと見極めるんも大事じゃ。ニキビに似た別の病気もあるけんのよ、例えば…
- 毛穴の炎症(毛包炎)
- ぶつぶつした肌(毛孔性苔癬)
- 小さな白い粒(ミリア)
- 赤ら顔(酒さ)
- 皮脂の管(皮脂線明瞭化)
- 皮脂腺肥大
本当のところは、皮膚科の先生に見てもらうんが一番ええんじゃ。専門家の治療が必要なこともあるけんの。
5分でできる治療、夜だけのケア、長く続ける自然な方法
顔に急にニキビが出てきたときは、あんまり焦らんときなはれ。
いきなりポンっとできるニキビほど、イラッとするもんはないじゃろう。みんな経験しとることじゃけん、あんたも一人じゃないよ。
深呼吸して、落ち着きなはれ。大丈夫じゃ。
アメリカでも、ニキビはみんながかかる一番多い肌の悩みじゃけん、あんたの周りにもニキビ持っとる人はいっぱいおるはずじゃ。ニキビがあるからって、自分を責めんでええんよ。
ニキビがあんたを決めるんじゃない。あんたの人柄が顔を美しくしとるんじゃけん!
でもわかるよ、ついつい潰したくなる気持ちも。
潰すんはやめて、まずはこの簡単でキレイなニキビケア方法を試してみんさい。
ただし、これらは「たまにできた1つか2つのニキビ」向けの対処じゃ。もしいつもニキビに悩んどるなら、長く続けられるケア方法も考えんといけん。
すぐできるニキビケア(30分以内でパッとね)
1. ニキビかくし(1分以内でパパッと)
ちょっとコンシーラーつけるだけで、ニキビが見えにくくなるよ。
- 赤くなってるところは緑のコンシーラーを使うといいよ。
- 色黒さんや青みがある肌にはサーモン色やオレンジ色が合うんだ。
- 小さなニキビは肌色のコンシーラーでなじませるだけでOK。
コツ:明るいところで、小さな筆でていねいに、スポンジでやさしくぼかしてね。
肌の注意:アレルギーないか、まず肌で試してみて。普段メイクしないなら、サンプルで試すか、つけなくても大丈夫。意外とみんな気づかないもんだよ!
2. ニキビに氷あてる(1分くらい)
腫れて痛いニキビには氷が効くよ。
- まず顔をきれいに洗おう。
- 氷を布で包むか冷たいタオルを使ってね。
- ニキビに1分くらいあてて、そのあとはずす。
- まだ腫れてたら5分休んでまたあててもいいよ。
- 毎日続けて、腫れが落ち着くまでやってみてね。
3. ニキビパッチ(20分以上つけてね)
あの小さいシール、ニキビを小さくしてくれるんだよ!時間はニキビの種類によって違うけど、早いのは6時間くらいで効くし、夜つけて寝るともっといいよ。
やり方:
- ニキビの周りをきれいにする。
- ニキビに「頭」があったら、清潔な道具でやさしくつぶすよ。
- ニキビにパッチをはって、最低でも20分、できれば夜までつけておく。
注意:みんなに同じように効くわけじゃないから、自分に合うのを探してみてね!
4.ニキビを出すやり方(5〜15分)
うちでニキビをつぶすのは、ついやりたくなるけどね、お医者さん(オバジ先生みたいな皮膚科の先生たち)は、「やるなら気をつけて」って言ってるんだよ。特に大きな“しこりニキビ”は、病院に行ったほうが安心だよ。汚れた道具なんか使うと、逆にばい菌入って悪くなるからね。
でも、「自分でやってみるよ」っていうなら、傷あとが残るかもしれないことをわかったうえで、こんなふうにしてごらん。
- まず顔をきれいに洗うんだよ。
- それから、あったかいタオルをニキビのとこにのせてあげてね。
- ニキビがゆるんで、中から出てくるまで温めておくといいよ。
もし、しこりみたいに大きくて痛いニキビだったら、あいだに氷で冷やすと腫れがひいて楽になることもあるよ。
やり方まとめ:
- ふだん通り顔をやさしく洗って、清潔にしておく。ゴシゴシしちゃだめよ〜。
- あったかいタオル(蒸しタオルでもいいね)をニキビの上にのせる。じんわり温めてね。
- しこりニキビみたいに痛いときは、氷で冷やして交互にやるのもいいよ。
この方法なら、指でギューッとやらなくても、毛穴の中が自然にスッキリするからね。ばい菌が入る心配も少ないよ。
5.ニキビにパック(15〜20分)
ニキビにも、ちょっとしたごほうびタイムをあげてみようかね。
まずは顔を洗って、やさしく角質を落とす(こすらんようにね)、それからパックをしてあげるんだよ。
おすすめのパック素材:
- 炭(すみ)のパック
- アステカ粘土(ちょっと珍しいけど効果あるよ)
- 硫黄入りのクレイパック
これらは、昔から「吹き出もん(ニキビ)に効く」って言われとったもんだよ。
6.コルチゾン注射(4〜8時間)
すごく痛いニキビが出たときは、病院で「コルチゾン注射」っていうのをしてもらえるよ。
ちっちゃい注射一本で、赤みや腫れがスーッと引くの。だいたい4〜8時間で楽になるから、早く治したいときは助かるね。
お金は保険によって違うけど、2500円くらいからできることが多いよ。
7.寝る前のスポットケア
ピンポイントで塗るタイプのニキビ薬、あるでしょ?
あれを寝る前にちょんちょんって塗っておくと、朝にちょっとよくなってることがあるよ。
ポイントはね:
- 大きめのニキビなら、氷でちょっと冷やしてから塗ると効果アップ!
- そのあと、ニキビパッチを貼ると、さらに治りが早いこともあるんだよ〜。
〜まずはこうしてみなされ〜
- ほいじゃ、まずは顔をよう洗ってから、ニキビのとこを氷でちょっと冷やしておくとええよ。長うても5分以内にしてな。
- そしたら、市販のニキビ薬をちょんちょんと塗ってやってね。
こんな成分が入っとる薬がよう効くよ:
- ティーツリーオイル や ウィッチヘーゼル(草のしぼり汁みたいなもんじゃ)
- 硫黄(いおう)入りのクリーム
- ベンゾイルパーオキサイド(これ、強めの成分じゃけぇ、様子見ながら使ってね)
- アロエ(火傷にもよう効く葉っぱじゃ)
- サリチル酸(毛穴の詰まりにええよ)
- コルチゾン入りのクリーム(腫れがひく)
- 乾燥用ローション(寝る前にちょっとつけるとええ)
塗ったら、そのままにしとき。触ったらいけんよ〜。夜のあいだに薬が効いてくるけん、ぐっすり寝ることも大事じゃよ。
《3日間でニキビをおさめたいときの知恵》
ニキビがぽつぽつ出てきて、「3日くらいでなんとかしたい!」ってときは、いくつかの方法をうまいこと組み合わせるのがコツじゃ。
たとえば:
- ニキビをちょびっと出して(清潔な道具でな)、薬を塗って、ニキビパッチを貼る
- パックしてから冷やして、また薬を塗る
目指すのはな、ニキビの芯をうまく出しながら、肌を乾燥させすぎんようにすることじゃよ。 傷あと残さないようにするためにもね。
《お肌を助ける3日間の生活》
肌の内側と外側、両方から元気にしていこう思うたら、こんな暮らしを意識してみんさい:
- いつもより長めに寝ること(寝不足は肌の大敵じゃ)
- 顔に触れるもんをぜ〜んぶきれいに(枕カバー、タオル、スマホなど)
- 水をいっぱい飲む(体の中からキレイにするんよ)
- 野菜や豆、海藻などの植物性のもんを多めに食べる
- 必要があれば、夜は毎晩ニキビパッチを貼るんじゃ
ちょっとしたことで肌はようなってくるけぇ、あきらめんとコツコツやりんさいね。
ちなみにな、髪の毛用のスタイリング剤とか、コンディショナーもニキビの原因になることがあるんよ。オバジ先生も言うとるけど、ニキビが出やすい人は、顔に髪がかからんようにするのも大事なんじゃ。
お風呂で髪をコンディショナーしたあとは、背中・胸・顔をもう一回洗い流すとええ。肌に残っとるとニキビのもとになるけんな。
それからな、顔はなるべく手で触らんようにして、食べもんにも気をつけんさい。
特に牛乳とか小麦が肌に合わん人もおるけん、一回控えて様子見てもええかもしれんよ。
〜ニキビとの長〜い付き合い、どう乗り越えるか〜
そりゃあな、みんなニキビはすぐ治したい思うじゃろ。でも、ず〜っとできよるニキビは、内側からもしっかりケアせんといけんのよ。
おうちでブルーライト(1〜4週間)
最近じゃ、青いLEDの光を使う治療っちゅうのがあるんよ。効果についてはまだ研究中らしいけど、「ようなった」ゆう声もよーけあるんよ。
やり方はな、1ヶ月に8回、1回10〜20分ほど当ててみるんじゃ。
時間と根気がいるけど、試してみる価値はあるかもしれんよ。
レチノイド(2〜4週間)
これは薬なんじゃけど、肌をつるつるにして、ニキビ跡もやわらげてくれる優れもんなんよ。
使い始めは1日おきに塗るのがええ。2〜4週間くらいで、少しずつ肌が変わってくるはずじゃけん、焦らんことが大事よ。
亜鉛(3ヶ月)
**亜鉛(あえん)**っていうミネラルも、体の中から炎症を抑えるのに役立つんじゃ。
サプリで摂ることもできるけどな、合わん人もおるけぇ、お医者さんに相談してから始めんさいね。体に合う量とかもあるけぇな。
皮膚科の先生に診てもらう
なんやってもニキビがおさまらん時は、**皮膚科の先生に頼るんがいちばんじゃ。**市販のもんとは違う、本格的な治療をしてくれるんよ。
たとえばこんな方法があるんじゃ:
- ニキビにええ食べ物・食事のアドバイス
- 処方薬
- ホルモン治療(とくに大人の女性には多いんよ)
- ケミカルピーリング
- レーザー治療

ニキビの原因と治療について詳しく知る
「肌を悪くするもん」はなるべく避けんさいな
すべてのニキビ対策が、誰にでも効くわけやないんよ。
たとえば、**パック(顔のマスク)**は敏感肌の子にはピリピリするし、傷の治りが遅い人は、ニキビを針でつついたりするのは避けたほうがええんじゃ。
とくに注意せんといけんのは、こんな手作りのニキビ対策:
- 重曹(肌を傷めやすい)
- にんにく(刺激が強すぎる)
- はちみつ(ベタベタして逆に悪化することも)
- アスピリン(飲む薬を肌に塗るのは危ないよ)
- りんご酢・レモン汁(酸が強うてヒリヒリする)
- 歯みがき粉(清潔そうでも、肌には合わん)
「ええって言う人もおるけど、ほんまに効くかは分からんもんもあるけぇのう」
昔からよう、「これがニキビに効くんよ!」言うて、色んなもんすすめられることがあるじゃろ?
でもな、はっきり効くって証拠がないもんもあるし、逆に肌を痛めたり、余計にかゆうなったりすることもあるけぇ、注意せんといけんのよ。
皮膚科のオバジ先生が言うにはのう、まずは近くの薬屋さん(ドラッグストア)で手に入るような薬から始めてみたらええんじゃと。
たとえば:
- ニキビ予防には、レチノールやレチナールデヒドのクリーム
- ニキビができたら、サリチル酸、ウィッチヘーゼル、ティーツリーオイル入りの洗顔料や拭き取りシート
こういうもんなら、お肌にも優しゅうて、使い方も簡単じゃけん安心じゃろ。
「心も体も整えたら、肌もようなるんよ」
ニキビの治療は、人によって合う合わんがあるけぇな、いろんな方法を試して、自分に合うもんを見つけることが大事なんよ。
ほいでも、オバジ先生が言うにはのう、いちばんええのは『自分の体全体を元気に保つこと』なんじゃって。
これがのう、人それぞれ違うんよ:
- 甘いもんをちいと控えてみたり
- よう寝るようにしたり
- ニキビのことをあんまり気にせんようにして、心を楽に持ったり
わしらにできることは、そういうもんを全部ちょっとずつでもやって、毎日を気持ちよぅ過ごすことなんよ。
そうすればな、自然と肌も元気になってくるけぇ、焦らんと、ぼちぼちやっていきんさいね。
「肌にええビタミンとミネラルってあるんよ」
〜ようけの人が悩んどるニキビ、誰にでも起きるもんよ〜
ニキビってのう、若い子だけやのうて、更年期の女性でもようできるもんなんよ。
アメリカじゃ、毎年5000万人もニキビに悩んどるらしいけぇ、あんたひとりじゃないけん、安心しんさい。
原因はな、だいたいがホルモンのバランスの乱れなんよ。
皮脂がようけ出て、毛穴が詰まって、そこにバイ菌が入ると、ニキビになるっちゅうわけじゃ。
黒ずみ(ブラックヘッド)や白いぷつっとしたもん(ホワイトヘッド)、しこりみたいなやつ(嚢胞・結節)もあるけぇ、いろいろじゃ。
病院では:
- ベンゾイルパーオキサイドの薬
- テトラサイクリンみたいな抗生物質
- イソトレチノインという飲み薬(ひどいニキビ用)
を使う人もおるけどな、最近じゃビタミンやミネラルのサプリを飲む人も増えとるんよ。
ほんなら、どんな栄養がニキビにええんじゃろ?
ちいと気になるじゃろ?
その話はまた次で、**「ニキビに効く栄養素のこと」**を詳しゅう教えちゃるけぇ、楽しみにしときんさい。
「ビタミンAは、使い方間違えたら怖いんよ」
ビタミンAっちゅうもんはな、ニキビにもええって言われとるけど、飲むより塗る方が安心なんよ。
ミシガン大学の先生らが言うとるんじゃけど、ビタミンAをサプリでいっぱい摂るのは危ないらしいんよ。
なんでか言うたら、これは脂に溶けるもんじゃけぇ、体にたまりやすいんよ。
ほいで、1日に1万IU以上も摂ってしもうたら、毒になることもあるんよ。
とくに妊婦さんは絶対に医者に相談してからのう。
でもな、お肌に塗るタイプのビタミンAはよう効くんよ!
皮膚科で出してくれる「レチノイド」っちゅう薬がそうなんじゃけど、これで肌の生まれ変わりが早うなるけぇ、ニキビが治りやすくなるんじゃ。
よく使われとるレチノイド:
- タザロテン(Tazorac)
- アダパレン(Differin)← こっちは副作用が少ないけぇ安心じゃ
けんど、妊婦さんにはこれもダメよ。
あと、塗ったらお日さんに弱うなるけぇ、日焼け止めをしっかり塗って外に出んようにすること!
「亜鉛も肌にええって、昔から言われとるよ」
亜鉛はな、食べもんにも入っとるし、飲むのも塗るのも両方ええって言われとるんよ。
この前の研究でのう、亜鉛には皮脂(あぶら)を抑えてくれる力があるって分かったんよ。
しかも、ばい菌と戦って炎症も抑えてくれるけぇ、ニキビにピッタリなんじゃ。
けんど、飲みすぎは注意じゃ。
大人の1日の目安は:
- 女性:8mg
- 男性:11mg
研究によると、30mgまでならニキビに効くこともあるらしいけど、
それ以上になると、気持ち悪うなったり、銅が足りんようになったりするけぇ、やめときんさい。
塗るタイプの亜鉛もよう効くみたいでの、1.2%の亜鉛と、4%のエリスロマイシン(抗生物質)が入ったローションが、ええ結果出しとるんよ。
「ビタミンEはどうなん? っちゅう声もあるけど…」
「ビタミンEもニキビにええんじゃないん?」って聞かれることあるけどのう、
まだはっきりした研究は少ないんよ。
でもな、最近の調査でわかったのは、ニキビに悩んどる人は、ビタミンA・E・亜鉛が足りてないことが多いってことなんよ。
じゃけん、1日15mgのビタミンEをきちんと摂るのは大事なんじゃ。
ビタミンEがとれるもん:
- ナッツ類(アーモンド・ひまわりの種など)
- ほうれん草、アボカド
- サプリでも手に入るけど、食べもんから摂る方が安心じゃけぇの。
「まとめて言うとこうじゃ」
にきびを治すにはな、薬やサプリも大事じゃけど、自分の体に合うもんを、無理せんで続けるのがいちばんなんよ。
なんでもかんでも試すんじゃのうて、
肌の声をよう聞いて、優しゅうしてあげるんが大事じゃけぇな。
「ティーツリーオイルもなかなかのもんよ」
ティーツリーオイルって知っとるかい?
あれは、昔からオーストラリアで使われとる自然のお薬みたいなもんなんよ。
ある研究でのう、30人の人がティーツリーのジェルを45日間塗ったら、偽物のジェルを塗った人よりもニキビが減ったっちゅうんじゃ。
このティーツリーオイル、よう聞くベンゾイルパーオキシド(市販のニキビ薬によく入っとるやつ)と似た働きがあるんよ。
どっちも:
- 菌をやっつける
- 皮脂(あぶら)を抑える
じゃけんど、ティーツリーオイルは副作用が少ないんじゃ。
ベンゾイルパーオキシド使うと、かゆくなったり、ヒリヒリしたり、皮がむけたりする人もおるけど、ティーツリーはそこまで強うないけぇ、安心して使えるんよ。
「黒ニキビと白ニキビ、よう似とるけどちぃと違うんよ」
黒ニキビと白ニキビ、あれは見た目が違うだけで、もとは同じようなもんなんよ。
- 黒ニキビ(ブラックヘッド)は、毛穴が開いとって黒う見えるやつ。
- 白ニキビ(ホワイトヘッド)は、毛穴が閉じとって白くポツンと出とるやつ。
どっちも、皮脂と角質(古い肌のカス)が毛穴に詰まってできるんじゃ。
「黒ニキビができる仕組み、知っとる?」
黒ニキビはな、「開いた毛穴」に皮脂が溜まって、それが空気に触れて酸化して黒うなるんじゃ。
これをメラニンが反応しとる状態言うてな、ほんとの汚れじゃないけぇ、無理に取ったらあかんのよ。
よく出る場所は:
- 顔(とくに鼻まわり)
- 背中
- 肩
「黒・白ニキビの対処法」
ほいじゃが、対処法はそんなに難しくないけぇ、安心しんさい。
対策:
- やさしく洗顔(こすらんように)
- 毛穴を開いてからケア(湯ぶねに浸かるとええ)
- ティーツリーオイルやサリチル酸入りのものを使う
- 油もんと甘いもんを控える(これ大事じゃけぇ)
市販のケア用品を使う前に、まずはお肌をいたわる生活をしてみんさい。
寝不足せんようにして、水もしっかり飲むこと。田畑仕事しよるばあちゃんも、そこは守っとるんよ。
「白ニキビと黒ニキビ、どう違うんかのう?」
あんた、ニキビにも白いのと黒いのがあるの、知っとったかいの?
ほれ、白ニキビっていうのは、毛穴の奥に皮脂とかばい菌が詰まっとって、表に空気が入らんけぇ白いままなんよ。
黒ニキビはいうと、毛穴が開いとって空気が入るけぇ酸化して黒く見えるんよ。
「よう顔や背中、肩にポツポツできとるじゃろ?あれじゃ、あれが白ニキビよ。黒い点々のもようけあるなら、黒ニキビじゃな。」
「どうやって治すんかって?まずは薬局行ってみんさい」
市販のもんでも、よう効くのがあるけぇの:
よく使われとる成分:
- サリチル酸(さっぱり角質を落としてくれる)
- ベンゾイルパーオキシド(菌をやっつける力が強い)
薬局で「ニキビ用洗顔」って書いとるのを見てみんさい。だいたい、このどっちかが入っとるけんの。
「わしの孫も、若いころにこれ使うて、だいぶキレイになったけぇ、ええもんはええんじゃ。」
「自然のもんも、バカにできんのよ」
昔から村では、薬に頼らんで草や自然のもんで手入れしとったんよ。
たとえば、こんなんがある:
- ティーツリーオイル:外国の木から取れる油で、菌によう効くんよ。
- どくだみ茶やよもぎ風呂:肌の炎症をおさえて、かゆみも減るいうて、昔からよう使っとったわ。
- 米ぬか洗顔:肌がつるんとするけん、今でも若い子に人気じゃな。
「おばあちゃんらは、ティッシュやのうて、**よもぎで顔拭いとったくらいじゃけんの〜。それでも肌はつやつやじゃったよ。」
「顔ば触ったらいけんよ!」
ニキビできたら、ついついつまみたうなるじゃろ? でもそれ、いっちゃんやっちゃいけんことなんよ。
- ばい菌が入って炎症になる
- あとが残って、茶色くなったり赤うなったりする
- 広がってしまうけん、悪循環なんよね
「若いころは気になって、よう触ってしもうたけど、いま思えば、それで傷になったんかもしれんのう…」
「チョコ食べたらニキビできるって本当かいの?」
これな、よう言われる話じゃけど、ちぃと違うんよ。
実は、チョコそのものより、チョコに入っとる“牛乳”や“砂糖”が原因かもしれんのんじゃ。
「ミルクチョコより、ビターチョコのほうが肌にはええって話もあるけぇ、試してみるとええよ。」
「日記をつけて、自分の肌と向き合うこと」
肌は、人によってようけ違うけぇ、食べたもんと肌の変化をメモしとくといいんよ。
- 牛乳飲んだら、次の日ニキビ出た?
- 油もん食べすぎたら、吹き出もん出た?
そんな風に記録しとくと、「わたしにはこれが合わんのじゃな」ってわかってくるけんの。
最後に:肌とのつき合いは「ゆっくり、ていねいに」
「肌ってもんはのう、機嫌をとるのが大事なんよ。無理にいじくりまわさんで、体と心を大事にしてやれば、自然と元気になってくるもんじゃけん。」
- よう寝て
- よう食べて
- よう笑って
その上で、ちょっとずつ合うケアを見つけていったらええよ。
迷信その2:「顔を何べんも洗やぁニキビは治るんじゃろ?」
それがのぉ、顔をやたら洗うと、かえってニキビがひどうなることがあるんよ。
皮膚ってのは、自分でうるおい守っとるけぇ、それをゴシゴシ取ってしもうたら、肌がカサカサして傷んでまうんじゃ。
強い洗顔料でゴシゴシやると、肌のバリアが壊れて、逆にニキビが増えてしもうたりするんよ。
「洗うのは朝と晩の2回だけでええけぇな。やさしゅう、ぬるま湯で洗って、清潔なタオルでポンポンって水ぬぐえばじゅうぶんじゃ。」
迷信その3:「ニキビは潰したほうが早よ治る」
あんた、ニキビ見たらついつい潰したうなるじゃろ?
でもな、それがいっちゃんやっちゃいけんことなんよ。
「潰すとばい菌が中にグイ〜ッと入ってしもうて、赤う腫れて大きゅうなるんよ。」
ついでに、他のとこにもニキビがうつったり、跡が残ったり、シミになることもあるけぇ、我慢が肝心じゃ。
どうしても気になるんなら、ベンゾイルパーオキシドやサリチル酸入りの「ちょい塗り薬(スポット治療)」を使ってみんさい。
そしたら自然と小さゅうなっていくけぇ、触らんことが一番じゃ。
迷信その4:「化粧しとったらニキビが悪うなる」
これも、全部が全部そういうわけじゃないんよ。
化粧してもええんじゃけど、選ぶもんが大事なんよ。
「”ノンコメドジェニック”とか”ニキビになりにくい”って書いてあるもんを使うとええよ。」
化粧道具も、ブラシやパフはちょいちょい洗うか、使い捨てのんにしとくと安心じゃ。
最近はのぉ、ニキビ用の化粧品も出とって、ベンゾイルパーオキシドやサリチル酸が入っとるもんもあるんよ。
肌を隠しながら治してくれるけぇ、うまく使えば強い味方なんじゃ。
もし、「なんかこの化粧品、合わん気がするのう…」思うたら、皮膚科の先生に相談してみたらええ。
合うもんと合わんもん、プロが教えてくれるけぇ、早よ解決するかもしれんよ。
「ほら、肌のことは焦ったらいけん。ゆっくり、いたわってやりながら、自分に合うもんを見つけていくのが一番じゃけぇな。」
迷信その5:「日焼けしたらニキビが治るんじゃ」
ちょっと日が当たると、肌が一時的にキレイに見えることもあるけどのぉ、それは長持ちせんで。
日に当たりすぎると、肌がカピカピに乾いて荒れてしまうことがあって、逆にニキビが増えてしまうこともあるんよ。
それに、日焼けしすぎると肌が早く年を取ったり、皮膚がんのリスクも高まるけぇ、気ぃつけんといけん。
外に出るときは、ちゃんと**ノンコメドジェニック(毛穴詰まらん)とかノンアクネジェニック(日焼けしてもニキビができにくい)**って書いとる日焼け止めを使うんじゃよ。
SPFは最低でも15以上のんを選ぶと安心じゃ。
まとめ
ニキビについての迷信をちゃんと知っとることは、肌の手入れにすごく大事なんよ。
みんな肌質も違うし、自分に合うケアを見つけるには時間もかかるけど、焦らんことが肝心じゃ。
肌を優しく扱って、強すぎるケアは避けて、ニキビを触らんようにするのが一番じゃよ。
ニキビ予防のコツ
黒ずみや白いポツポツがひどくならんように、簡単なことを毎日続けてみての。
- 優しい石鹸で1日2回、朝と夜に顔を洗う。
- 薬局で売っとる、ベンゾイルパーオキシドやサリチル酸入りの製品を使うと、油を減らして毛穴をきれいにできるよ。
- 毛穴を詰まらせん油なし(オイルフリー)の化粧品を選ぶ。
- 夜は必ず化粧を落とす。寝る前にメイクが残っとると肌に悪いんよ。
- 日中は顔を触らんようにする。手にはばい菌がいっぱいおるけぇの。
- ニキビは潰さん。悪化して跡が残るかもしれんけぇ。
- 水性のヘアケア製品を使うか、髪の毛が顔にかからんようにする。
もしこれらをやってもまだニキビが治らんかったり、ひどくなったら、お医者さんや皮膚科の先生に相談してみてね。
専門家はもっと強いお薬や、あなたにぴったりのケア方法を教えてくれるけぇ安心じゃよ。
「肌は一生もんじゃけ、焦らんと大事にしんさいね〜。」
妊娠中のニキビに効く 6つの自然な治し方
妊娠すると、お肌が荒れてニキビができやすくなることがあるんじゃ。しかも、その時はお肌に何をつけるか、みんなより気をつけるもんじゃな。
妊娠中のニキビに困っているなら、家でもできる自然な方法が6つあるんじゃよ。
妊娠の初めや中ごろに、ホルモンの関係で「アンドロゲン」いうのが増えて、お肌の脂がいっぱい出るんじゃ。そしたら毛穴が詰まって、細菌が入って炎症がおこって、ニキビができるんじゃ。
生理前にニキビが出やすい人は、妊娠中も同じようにできやすいかもしれんの。
でもな、心配せんでええよ。妊娠中や産後のニキビはだいたい一時的なもんで、ホルモンが落ち着けば治るんじゃ。

ニキビの原因と治療について詳しく知る
妊娠中のニキビにやさしい自然の方法
りんご酢の化粧水:
りんご酢は、使い方さえ間違わなければ、お肌にやさしい自然の化粧水になるんじゃ。
作り方はな、りんご酢(生のもの・濾してないやつ)を、水で薄めるんじゃ。りんご酢1に対して、水を3つまぜるんじゃよ。そうすると、酢の強さがやわらいでお肌に安心して使えるんじゃ。
薄めたら、コットンにひたして、脂が多いところにそっとつけるんじゃ。そうすると、余分な脂が吸われて、お肌がすっきりするんじゃよ。
気をつけることは、絶対に薄めずにそのまま使わんことじゃ。酢が強すぎて、お肌がヒリヒリしたり、火傷みたいになることがあるんじゃ。最初は少しの範囲で試してみて、変な感じがあったらすぐやめるんじゃよ。
まとめると、りんご酢は薄めて使うとお肌の調子を整える自然な味方になるけど、ちゃんとお肌の様子を見ながら使うことが大事じゃ。
2. 重曹(じゅうそう):脂っぽい肌にサッと効く方法
重曹は、肌の余分な脂を吸い取ってニキビを早く治す助けになることがあるんじゃ。でもな、お医者さんは毎日使うのはあんまりすすめんのじゃ。特に肌が弱い人は、かゆみやヒリヒリすることがあるからじゃ。
重曹を使いすぎると、お肌に必要な油分まで取ってしまって、肌のバリアが弱くなってしまうんじゃよ。
もしニキビに試してみたいなら、顔全体に塗るんじゃなくて、ニキビだけにチョンチョンと使うのがいいんじゃ。
使い方は簡単でな、重曹1さじと水1さじを混ぜてペーストにするんじゃ。それをニキビのところにやさしく塗って、乾くまで待つんじゃよ。そしたら数分して洗い流すんじゃ。
でもな、これはたまに使うだけにして、やりすぎんように気をつけてな。頻繁に使うと、かえってお肌がカサカサになってしまうかもしれんからの。
3. 柑橘類(かんきつるい)
レモンやライムみたいな柑橘類には、アルファヒドロキシ酸っちゅう成分が入ってて、毛穴の詰まりを取って古い皮をやさしく落としてくれるんじゃ。
それに、自然の収れん作用(しゅうれんさよう)や抗菌作用(こうきんさよう)もあるから、お肌の掃除にピッタリなんじゃよ。
使い方は、レモンかライムの汁を絞って、それをコットンにひたして気になる所に塗るんじゃ。だいたい10分くらい、そのままにしておいて、乾いたら冷たい水で洗い流すんじゃよ。
4. はちみつ
はちみつは、ばい菌をやっつける力があって、お肌の傷もなおしてくれるんじゃ。それに、しっとりさせてやさしくなでてくれるんよ。
使い方は、まずぬるま湯で顔をあたためて洗うんじゃ。それから、はちみつを気になるところにぬって、20分から30分そのままにしておくんじゃよ。終わったらまたぬるま湯でやさしく洗い流すんじゃ。
5. ココナッツオイル
ココナッツオイルは自然のばい菌とカビをやっつける力があって、肌にもやさしいんじゃ。しかも、すぐに肌になじんで、しっとりさせてくれるんよ。
普段のクリームの代わりに、寝る前に顔にぬってみるといいよ。夜のあいだに肌をしっかり守って、元気にしてくれるんじゃ。
家になかったら、ネットでも買えるから安心しての。
6. オートミールときゅうり
オートミールときゅうりは、お肌を落ち着かせて冷やしてくれるから、赤くなったりヒリヒリするときにぴったりなんじゃよ。
簡単なパックの作り方は、オートミールときゅうりをミキサーで混ぜて冷蔵庫で冷やすんじゃ。冷たくなったら顔にのせて、10〜15分おいてから洗い流すんじゃ。自然の力でお肌がリフレッシュできるんじゃよ。
大事なお肌のお手入れのコツ
洗いすぎはダメよ
肌を何度も洗いすぎると、本来持ってる大事なうるおいがなくなってしまうんじゃ。そうすると、体は「もっと油を出さなきゃ!」と余計に油を作ってしまって、ニキビが増えやすくなるんじゃよ。
それに、お湯が熱すぎると肌がカサカサになってしまうから、朝と夜、あと汗をかいた後には、ぬるま湯や冷たい水でやさしく洗うのが一番ええんじゃ。強い石けんじゃなくて、やわらかい石けんなしの洗顔料がオススメじゃよ。
ごしごしこすらんといてね
肌をゴシゴシこするのはよくないんじゃ。代わりに、手ややわらかいタオルで軽く円を描くように洗ってみて。洗ったらちゃんとすすいで、洗い終わったらゴシゴシ拭かんと、そっとポンポンと水気を取ってあげて。
そのあと、油分が入ってないやさしいクリームをぬると、肌がもっと喜ぶんじゃよ。
お肌を元気にするためのポイント
妊娠中でも肌を大事にするのは難しくないんじゃ。こげなことに気をつけてみてね:
- ニキビをつぶしたり、つまんだりしたら、もっと赤くなってキズになりやすいけん、やめとくのが賢いんじゃよ。
- きれいな水をたくさん飲んで、肌をしっかりうるおしてあげてな。炭酸飲料やコーヒーはあんまり飲まんほうがいいよ。
- 新鮮な野菜や果物、お肉や魚、アボカドやナッツみたいな体にええ油をバランスよく食べるんがええんじゃ。砂糖や加工食品は控えめにね。
- よく寝て、ストレスをためんことが大事。寝不足やストレスはニキビのもとになるけん。
- 枕カバーやタオルはこまめに替えて、ばい菌がたまらんようにしよう。
- 手で顔を触るのは、ばい菌をつけることになるけん、できるだけ控えてね。
- 髪が脂っぽい人は特に、こまめに洗って、できるだけ顔にかからんようにすると良いよ。
- 化粧をするときは「ノンコメドジェニック」や「ノンアクネジェニック」と書いてある油分が少ない化粧品を選ぶんじゃ。寝る前には必ず落としてね。
- 市販のスキンケア用品を使う前には、必ずお医者さんに相談してな。サリチル酸やビタミンAみたいな成分は妊娠中には向かんこともあるけん。